小川知子/初恋のひと
正雪/純米大吟醸 雄町

今回は、お酒のお話からはじめましょう・・・・。
日本酒とういうのは日本全国に非常にたくさんの銘柄、そして醸造元があります。北は北海道から南は沖縄まで・・・・。信じられないかも知れませんが本当に沖縄で日本酒を造っている蔵元があるそうです。これは本州にはまったく出荷しておらずほとんどの消費が沖縄県内で主に経済酒を造っているそうです。そんなたくさんある日本酒のなかでも、ことセンチメンタリズムを飲んで感じる蔵元は実はぼくには静岡県の「正雪」しかありません。静岡県は今や山形県と並んでの醸造王国として熱い地酒ファンには知られていますが、「正雪」の評価がいまいち実力とは違って評価されていないのが現状です。「正雪」の人気商品としては「辛口純米」「天満月」などがあげられますが、実はここの蔵元さんの最高傑作品というのが「純米大吟醸・雄町」なのです。実は、このことを知るのは一部の酒販店もしくは熱烈な地酒ファンのみです。価格的にも純米大吟醸にして一升瓶で\4.000くらいと非常にリーズナブルで、コストパフォーマンスにも優れている隠れた銘酒です。この「正雪・純米大吟醸・雄町」は、備前雄町(岡山県産)のみを100%使用した、麹・掛ともに45%の精白の生貯蔵酒です。生貯蔵酒というのは、生酒ではありません。ご存知の方も多いとは思いますが、お酒ができて火入れをせずに貯蔵し出荷の際に火入れ殺菌するものが生貯蔵酒です。これに対してお酒ができて火入れ殺菌して貯蔵しそのまま瓶詰めしたものが生詰酒となります。要するに生で貯蔵するか火入れして貯蔵するかによってこの2種類に分かれます。通常のお酒は2回火入れで貯蔵の際と瓶詰めの際に行います。ですがこれらは生酒ではありませんのでビギナーの方はお間違えのないように・・・・。このお酒・・・・。グラスに注ぐと、ほとんど透明に近い澄み切った色をしていて、グラスから溢れ出るばかりの香りは期待感を突き抜け、独自の幻想世界へと誘うかの如く引き込まれる。一口含めば、やわらかく丸く美しい香味が口の中いっぱいに広がり飲み干した後にはなんともいえない柔らかさと優しさに包まれる。そしてふと見上げれば夜空に浮かぶ満天の星を想像する。そして聞こえる音は、遠くの汽笛の音や漣ばかり・・・・・。なんてノスタルジックなのだろう。このお酒の名前を「正雪・ノスタルジー」と名前を変更しても良いのではないだろうか。実にすばらしく、杜氏・山影純悦氏の最高傑作である。
 このお酒と合わせてみたいのが小川知子の「初恋の人」です。
 小川知子は広島県の広島市に生まれのちに東京に転居し東映児童劇団に入団。1960年にテレビドラマで子役デビュー、1965年に東映に入社し数本の映画に出演したのち歌手に転向。1966年「恋旅行」で歌手デビューし1968年東芝音楽工業より「ゆうべの秘密」で一躍人気者となりました。子供の頃なのであまり記憶がないですが母親が歌謡番組を見るのが好きだったので当時ぼくも一緒によく見ていました。「ゆうべの秘密」より「初恋のひと」のほうがぼくは記憶に残っています。ぼくにとってはやさしいお姉さんで今でもぼくのアイドルは小川知子です。

小川知子 ディスコグラフィー
小川知子 アーリーアルバム
ピンク色のタイトルはシングル発売曲
Title ゆうべの秘密  
Release date
 1968/9  Record Number TP-7270  Evaluation ★★★★☆
A:Song ゆうべの秘密 あなたに夢中なの しあわせの匂い だから許して 遅くなってもいいの あなたの髪
B:Song 恋のときめき ふたりだけの雨の夜 サニー カーザ・ビアンカ サマー・サンバ サムバディー・トゥ・ラブ
Commentary 小川知子のデビューアルバムで既発売のシングル曲4曲に、新たにオリジナル曲「しあわせの匂い」「だから許して」「遅くなってもいいの」「あなたの髪」とカバー曲の4曲を加えたもの。小川知子のナレーションが入り趣味とか好きな色とかを教えてくれる。
Title 初恋のひと   
Release date
 1969/6  Record Number TP-7317  Evaluation ★★★★★
A:Song 初恋のひと 恋のなごり 誰もいない処で ひとりの恋 霧よいつまでも ふたりになりたい
B:Song 悲しき天使 オブ・ラ・ディ・オブ・ラ・ダ ホリディー ゴーイング・アウト・オブ・マイ・ヘッド 恋の神話 愛の夜明け
Commentary A面がオリジナル曲ですでにシングル発売されたものを収録。B面は小川知子の当時好きだった曲を中心にまとめられたセカンド・アルバム。メリーホプキン、ビートルズ、ビージースなどのカバー曲もよいのだが、ぼくはいつもA面ばかり聞いていた。小川知子の見開きピンナップも綴じ込みで付いていた。
Title あなたと生きる  
Release date
 1969/12  Record Number TP-7378  Evaluation ★★★★★
A:Song 銀色の雨 あなたと生きる 雨に濡れた慕情 だけど愛してる 粋なうわさ 恋のしずく
B:Song 或る日突然 明日になれば 忘れないわ 恋の夜更け 愛するってこわい さよならがこわいの
Commentary 実はこのサード・アルバムこそが小川知子の最高傑作アルバムで、小川知子の魅力のすべてを堪能できる1枚である。後にご紹介する伊東ゆかりの「恋のしずく」とじゅん&ネネの「愛するってこわい」のカバーも収録されていて、小川知子ファンならマスト・アイテムである。見開きピンナップ付き。カバー曲の選曲とオリジナル曲のバランスが実にいい。CD化はあえてぼくは望まない・・・・・。レコードに針を落とすのがこのレコードは良いのだ・・・・。
Title 恋する女  
Release date
 1970/7  Record Number TP-7432  Evaluation ★★★★☆
A:Song 思いがけない別れ ボンジュール涙 愛の聖書 花びらは恋する女 サン・ホセへの道 恋はフェニックス
B:Song 愛こそいちずに 幸せなんて アンド・アイ・ラブ・ヒム 今夜のあなた 思い出の白い道
Commentary 小川知子の4thアルバムで何と言っても水着のピンナップ写真が付いているのがいい・・・・。でもなんかポーズがちょっと変かも・・・・。乙女から大人の女へ変わりつつある頃の小川知子は外国曲に影響されたこともあってか今までのアルバムとは印象が変わっている。サード・アルバムほどの力量は感じられない。
Title 愛の詩   
Release date
 1971/7  Record Number TP-8097  Evaluation ★★★☆☆
A:Song 愛のゆくえ あの日暑くなければ 短い手紙 恋のぬくもり 雨に濡れたら 二人だけのパリ
B:Song 美しく燃えて 誰もいない海 恋よさようなら オール・オブ・ミー 雨にぬれても 知床旅情
Commentary ちょっとダークな感じのジャケット写真と中のピンナップ。このアルバムを境に小川知子は小川知子らしくなくなってゆく・・・・。アルバムとして聞けるのはここまで。
Title 小川知子デラックス  
Release date
 1971/5  
Record Number
 TP-8080
Title 小川知子ゴールデン・ディスク   
Release date
 1973/10  
Record Number
 TP-7719〜20
Title 小川知子ゴールデン・ディスク   
Release date
 -/11  
Record Number
 TP-7625〜26
Commentary 当時東芝三人娘と呼ばれた黛ジュン・小川知子・奥村チヨのコンピュレーション・レコードのうちの2枚。のちには、由紀さおりも含めて2枚ほど出たが、それでは三人娘ではない・・・・。
小川知子公式発売・全オリジナルシングルと解説
Title 恋旅行-アメリアッチ / この胸のときめきを  
Release date
 1966/7  Record Number SV-439 \330
A:Words 佐伯孝夫  Music 吉田 正  Arrangement 吉田 正  Evaluation ★★★★★
B:Words 佐伯孝夫  Music 吉田 正  Arrangement 吉田 正  Evaluation ★★★☆☆
Commentary 小川知子の実質的なデビュー作。発売は日本ビクターで定価は\330.。この2年後に東芝から「ゆうべの秘密」がリリースされるのだが、久保浩と歌ったこのシングルがあっために「ゆうべの秘密」が爆発的に売れたにもかかわらず新人賞を小川知子は受賞することができなかった。巨匠・吉田正作曲のテンポの良い名曲。Bはアロハムードが全編に漂う青春歌謡といったところ。軽い感じのリズムが小川知子の初々しさを引き立てている。

Title ゆうべの秘密 / あなたに夢中なの  
Release date
 1968/2  Record Number TP-1591
A:Words タマイチコ  Music 中洲 朗  Arrangement 森岡賢一郎  Evaluation ★★★★★
B:Words 有馬三恵子  Music 鈴木 淳  Arrangement 森岡賢一郎  Evaluation ★★★★☆
Commentary 伊東ゆかりの「小指の思い出」を意識して作ったという東芝でのデビュー曲。発売3日目にして全国のレコード店で品切れになってしまうという爆発的ヒットとなった。ささやくような声で歌う小川知子は実はレコーディング当日すこぶる体調が悪かったという・・・・・。だからああいう歌い方になってしまったのが事実。Bはムード歌謡調の曲をべたつかずにサラッと歌い上げているところに良さがある。歌詞もせつない乙女心をかわいく表現していて小川知子の当時のキャラにベストマッチ。

Title 恋のときめき / ふたりだけの雨の夜  
Release date
 1968/5  Record Number TP-1652
A:Words 有馬三恵子  Music 鈴木 淳  Arrangement 森岡賢一郎  Evaluation ★★★★☆
B:Words 有馬三恵子  Music 鈴木 淳  Arrangement 森岡賢一郎  Evaluation ★★★★☆
Commentary サックスの音色がアクセントとなっているムード色あふれる秀作。小川知子の師匠である鈴木淳の作品がここにきてA面に抜てきされた。BはB面にしておくのがもったいないくらいのすばらしい曲で、森岡のタンゴ調のアレンジが初めてお目見え。実にいいアレンジで聞き飽きしない。

Title 誰もいない処で / ひとりの恋  
Release date
 1968/9  Record Number TP-2054
A:Words タマイチコ  Music 中洲 朗  Arrangement 北双葉  Evaluation ★★★☆☆
B:Words 江面幸子  Music 鈴木邦彦  Arrangement 鈴木邦彦  Evaluation ★★★☆☆
Commentary ゆっくりと始まるAメロからビートのきいたBメロへの変化がおもしろいメリハリのある曲。BはAと同じようなテンポのゆっくりとした曲

Title 初恋のひと / ふたりになりたい  
Release date
 1969/1  Record Number TP-2115
A:Words 有馬三恵子  Music 鈴木 淳  Arrangement 川口 真  Evaluation ★★★★★
B:Words 有馬三恵子  Music 鈴木 淳  Arrangement 川口 真  Evaluation ★★★☆☆
Commentary 今改めて聞いてもやはり名曲中の名曲という評価は揺るがせない、日本のポップス史上における重要作である。「ゆうべに秘密」と同じく今度も伊東ゆかりの「恋のしずく」を意識して作られた。鈴木淳のすばらしい楽曲と川口真のタンゴ調のアレンジが冴え渡る。Bは曲中のピアノとトランペットのアンサンブルが非常に良い、小川知子も八分の力で歌っているのでリラックスして聞ける。

Title 恋のなごり / 霧よいつまでも  
Release date
 1969/5  Record Number TP-2150
A:Words なかにし礼  Music 大沢浄二  Arrangement 川口 真  Evaluation ★★★★☆
B:Words 有馬三恵子  Music 鈴木邦彦  Arrangement 鈴木邦彦  Evaluation ★★★☆☆
Commentary 「初恋のひと」のヒットの流れを汲んだ同じくタンゴ調のアレンジの秀曲。Bは鈴木邦彦の作品でこんな平凡でどこにでもあるような曲こそが小川知子の歌唱力の見せ所となる。小川知子のボーカルによって説得力のある歌となっている。

Title 銀色の雨 / さよならがこわいの  
Release date
 1969/9  Record Number TP-2200
A:Words 松井由利夫  Music 鈴木 淳  Arrangement 森岡賢一郎  Evaluation ★★★★☆
B:Words 悠木圭子  Music 鈴木 淳  Arrangement 森岡賢一郎  Evaluation ★★☆☆☆
Commentary イントロのハープの美しい音色が印象的な作品で、せつなさを感じさせる歌詞と曲調がマッチしている。Bはサビの部分のビブラートが特色のミディアムテンポの曲。ちょっとマンネリしだしたか・・・・と感じさせる。

Title あなたと生きる / 明日になれば  
Release date
 1969/12  Record Number TP-2230
A:Words なかにし礼  Music 鈴木邦彦  Arrangement 鈴木邦彦  Evaluation ★★★☆☆
B:Words なかにし礼  Music 鈴木邦彦  Arrangement 川口 真  Evaluation ★★★☆☆
Commentary 今までの小川知子の曲調とは少し変わっていてとても新鮮、レコードジャケットから受ける印象とは違ってとても明るい感じのタッチとなっている。Bは特にとりたててコメントすることはないありふれた平凡な曲に聞こえる。ここ数年で小川知子の歌唱力が向上したことを感じ取れる1曲。

Title おもいがけない別れ / 幸せなんて  
Release date
 1970/4  Record Number TP-2260
A:Words 丹古晴巳  Music 鈴木 淳  Arrangement 森岡賢一郎  Evaluation ★★★☆☆
B:Words 丹古晴巳  Music 鈴木 淳  Arrangement 森岡賢一郎  Evaluation ★★☆☆☆
Commentary UPテンポのリズム感のある曲で70年代初期の歌謡曲を象徴するようなメロディーラインの曲。Bは歌詞、曲、アレンジともに新鮮さを欠く。

Title 愛こそいちずに / ボンジュール涙  
Release date
 1970/7  Record Number TP-2300
A:Words 橋本 淳  Music 筒美京平  Arrangement 筒美京平  Evaluation ★★★★☆
B:Words 橋本 淳  Music 筒美京平  Arrangement 筒美京平  Evaluation ★★☆☆☆
Commentary 70年代に入って2枚目のリリースとなる本作は橋本淳と筒美京平を起用。アコースティックギターのイントロ部分からこの曲に引き込まれる。決して演歌っぽく歌わない小川知子だからこそ生きる名曲である。Bは今までの小川知子のイメージを脱却しようと図った曲であるが何かひとつ踏み越えていない感じ・・・・。

Title 美しく燃えて / 雨に濡れたら  
Release date
   Record Number TP-2385
A:Words 橋本 淳  Music 筒美京平  Arrangement 筒美京平  Evaluation ★★★★☆
B:Words 橋本 淳  Music 筒美京平  Arrangement 筒美京平  Evaluation ★★☆☆☆
Commentary 実にいい・・・・。聞き手を和ませてくれる名曲。テレビまんが「天才バカボン」のなかでバカボンのパパが口ずさんでもいた、英語の「ビューティフル」という言葉をこんなにもさりげなく、かつ美しく歌いこなしている小川知子はすばらしい歌手であると再確認させられる。橋本淳・筒美京平コンビの2作目にしてここで華ひらく・・・・。BはAが非常に良かった分物足りない。たからB面なのだが・・・・。

Title 恋のぬくもり / あなたのもの 私のもの  
Release date
 1970/11  Record Number TP-2340
A:Words 丹古晴巳  Music 鈴木 淳  Arrangement 小野崎孝輔  Evaluation ★★★★☆
B:Words 丹古晴巳  Music 鈴木 淳  Arrangement 小野崎孝輔  Evaluation ★★☆☆☆
Commentary 小川知子は髪の毛をバサっと切ってイメージチェンジ。こちらは「初恋のひと」系のタンゴアレンジを取り入れた隠れた名曲。デビューから約3年経ったのだが、当時を回想させてくれるホっと一息つける曲。Bはサビの部分で小川知子のパワフルな歌いっぷりが炸裂。でもちょっとねちっこいかも・・・・。

Title 愛のゆくえ / あの日暑くなければ  
Release date
 1971/6  Record Number TP-2467
A:Words 有馬三恵子  Music 長沢ロー  Arrangement 森岡賢一郎  Evaluation ★★★☆☆
B:Words 秋川まり・有馬三恵子(補作詞)  Music 長沢ロー  Arrangement 森岡賢一郎  Evaluation ★★☆☆☆
Commentary 出だしの「誰にも〜」が中村晃子っぽい、この曲は肩に力をいれずにもっとリラックスして歌ったほうが良かったと思わせる。Bはこちらも今までの小川知子の歌い方とは違うので好き嫌いがAB両面ともはっきりする。何をイメージしたのか意図がはっきりと見えてこない。

Title ごめんなさい / むらさきの夜  
Release date
 1971/10  Record Number TP-2535
A:Words 安井かずみ  Music 筒美京平  Arrangement 筒美京平  Evaluation ★★★☆☆
B:Words 安井かずみ  Music 筒美京平  Arrangement 筒美京平  Evaluation ★★★☆☆
Commentary 小川知子の魅力を十分に発揮させた楽曲に仕上がっている。さすが筒美京平だ。歌い方も前作と比べてデビュー当時に近くなっている。Bは「月が光るといつも、わたしの肌がさわぐ・・・」というバンパイアのような歌詞で始まるB面にしおくのがもったいないくらいの優れた曲。メリハリのある曲でアレンジもよい。安井かずみと筒美京平のコンビで初めて小川知子に提供された。

Title おんなの夢 / 桜の花が散るように  
Release date
 1972/2  Record Number TP-2610
A:Words なかにし礼  Music 長沢ロー  Arrangement 高田 弘  Evaluation ★★★☆☆
B:Words なかにし礼  Music 長沢ロー  Arrangement 高田 弘  Evaluation ★★☆☆☆
Commentary イントロのトランペットが、筒美京平の作曲・アレンジだと思いたくなるような筒美京平的な曲。この曲はとてもキャッチーで親しみやすい。Bはサビの部分のダイナミックなボーカルか気持ちいい。

Title 別れてよかった / 今から始まる  
Release date
 1972/6  Record Number TP-2677
A:Words なかにし礼  Music 川口 真  Arrangement 川口 真  Evaluation ★★★★☆
B:Words なかにし礼  Music 川口 真  Arrangement 川口 真  Evaluation ★★☆☆☆
Commentary ファルセットでの奇抜な歌い方が受けた。新しい小川知子のカラーを感じる。チャーミングでポップで・・・・とてもリラックスして聞ける。Bはサビのダイナミックさは良いが曲は平凡。アレンジはGOOD。両曲ともアレンジャーの川口真が作曲を手がけている

Title 若草の頃 / めぐり逢えたら  
Release date
 1972/11  Record Number TP-2762
A:Words なかにし礼  Music 川口 真  Arrangement 川口 真  Evaluation ★★★☆☆
B:Words なかにし礼  Music 川口 真  Arrangement 川口 真  Evaluation ★★☆☆☆
Commentary アコーディオンを使用することによって異国情緒を漂わせている。歌い方も前曲のようでポップ。Bは1970年代の歌謡曲のあり方はこうだ・・。という曲だが今聞くと抵抗がかなりある。「別れてよかった / 今から始まる」同様なかにし礼・川口真コンビによる2作目となる

Title さよならマカオ / 走りのテーマ 〜ドライバー見崎・舘のテーマ 
Release date
 1973/4  Record Number TP-2824
A:Words 大坪善男  Music 三保敬太郎  Arrangement 三保敬太郎  Evaluation ★★☆☆☆
B:Words -  Music 三保敬太郎  Arrangement 三保敬太郎  Evaluation -
Commentary 特に特記することはないが、かつての恋人、レーサーやCMモデルとして活躍した福澤幸雄(福澤諭吉のひ孫)が1969年2月12日にトヨタ7のテスト走行中に事故死したこともあり、このレコードにはなにか因縁めいたところも感じる・・・・。Bは音楽のみ。

Title 風に吹かれて / 朝の自転車  
Release date
 1973/4  Record Number TP-2830
A:Words なかにし礼  Music 川口 真  Arrangement 川口 真  Evaluation ★☆☆☆☆
B:Words なかにし礼  Music 川口 真  Arrangement 川口 真  Evaluation ★☆☆☆☆
Commentary 「別れてよかった」の延長戦上にある3連発目。ちょっと飽きてしまう・・・・残念。Bはボサノヴァ調の出だしから始まるAメロがいいが、Bメロはモロ歌謡曲。雰囲気ぶち壊しの楽曲がいただけない。・・・・さらに残念

Title 恋は狼 / 悲しみが扉をたたく  
Release date
 1973/8  Record Number TP-2885
A:Words なかにし礼  Music 川口 真  Arrangement 川口 真  Evaluation ★★★☆☆
B:Words なかにし礼  Music 服部克久  Arrangement 服部克久  Evaluation ★★☆☆☆
Commentary ちょっとコケティッシュな曲だが出来栄えはまあまあ。アレンジはよい。ここでのアレンジは極めてシンプルで、実はこのシンプルさがいいのだ。Bは19枚目のシングルにして初めてのスロー・バラードである。今までこのたぐいの曲がなかった分新鮮に聞こえる。

Title 五番街の店 / 愛と自由を求めて  
Release date
 1973/12  Record Number TP-2966
A:Words 山口あかり  Music 長沢ロー  Arrangement 北野ひろし  Evaluation ★★☆☆☆
B:Words 秋川まり  Music T・ハインフィールド  Arrangement 穂口雄右  Evaluation ★☆☆☆☆
Commentary 親しみやすく覚えやすいバラード。シングル・レコードとしては初めて楽曲の中で女性コーラスと、サビの部分に男性コーラスを採用した。「ワワワワッ」というクール・ファイヴ的なバックコーラスが印象的。Bはアダルトな雰囲気のミディアム・テンポの曲で外国人の楽曲を採用した。

Title 海が見たいの / 一緒に住みましょう  
Release date
 1974/6  Record Number TP-20019
A:Words なかにし礼  Music 筒美京平  Arrangement 高田 弘  Evaluation ★★★★☆
B:Words なかにし礼  Music 筒美京平  Arrangement 高田 弘  Evaluation ★★☆☆☆
Commentary この曲は小川知子の可愛らしい雰囲気とアダルトな雰囲気を併せ持つBメロがなかなかいい曲。サビの部分もキャッチーで覚えやすいのはさすが筒美京平。Bは野口五郎的な曲。

Title 疑惑のブレスレット / ジミーからの手紙  
Release date
 1974/11  Record Number TP-20075
A:Words さいとう大三  Music 馬飼野康二  Arrangement あかの・たちお  Evaluation 
B:Words さいとう大三  Music 馬飼野康二  Arrangement あかの・たちお  Evaluation 
Commentary 東芝での最後のシングルとなった作品で作曲に馬飼野康二を起用したが、盛り上がりのない平坦な印象の曲になってしまった。アレンジはすばらしくいままでにない小川知子の世界を描いている。Bも淡々と時間だけが経過するありふれた楽曲になってしまっている。だいたい小川知子のジミーは合わない。

Title えれじい〜哀歌 / 二十五歳の遺書  
Release date
 1975/10  Record Number FS-1845
A:Words 杉紀彦  Music 井上忠夫  Arrangement 馬飼野康二  Evaluation ★★★★☆
B:Words 杉紀彦  Music 井上忠夫  Arrangement 馬飼野康二  Evaluation ★★☆☆☆
Commentary フィリップス・レコード・日本フォノグラムへ移籍しての第1弾は豪華布陣でサポートされた。昭和50年のことである。井上忠夫の手によって「ゆうべの秘密」の少女は大人の女と化した演歌調のバラード。さまざまな女の生き様をそれぞれ短めの歌詞に託した。Bは「小川さん、そろそろお店閉めたいんですけど・・・・」というスナックのバーデンダーの台詞で始まるソウルフルなアダルト・コンテンポラリー。

Title 黄昏かもめ / 回想録  
Release date
 1976/3  Record Number FS-1863
A:Words 杉紀彦  Music 都倉俊一  Arrangement 都倉俊一  Evaluation ★★★★☆
B:Words 杉紀彦  Music 都倉俊一  Arrangement 都倉俊一  Evaluation ★★☆☆☆
Commentary 前作に継いでの演歌バラード調の曲。都倉俊一自らのアレンジが冴える一曲。Bは一転オーティス・レディング調のイントロから始まるアップテンポな曲で小川知子の台詞を多用した独創的な曲となっている。

Title ドライブイン物語 / ティータイム  
Release date
 1977/4  Record Number FS-2052
A:Words 西岡恭三  Music 大野雄二  Arrangement 大野雄二  Evaluation ★★★☆☆
B:Words 武田康子  Music 小六禮次郎  Arrangement 小六禮次郎  Evaluation ★★★☆☆
Commentary ニュー・ミュージック分野の西岡恭三と大野雄二が手がけた一曲は、移籍後の演歌路線から一転ブルージーでジャジーな一曲となった。そして、小川知子の魅力とうまく融合し独特の世界を描き出しているのがすばらしい。小川知子のバラードの中で名曲といっていいのがB面の「ティータイム」である。エレキギターが静かにむせび泣いているのがGOODで聞き惚れる。

Title 雨の降る街 / ひとつ屋根の下で  
Release date
   Record Number 
A:Words 岩谷時子  Music 三木たかし  Arrangement 萩田光雄  Evaluation ★★☆☆☆
B:Words 岩谷時子  Music 三木たかし  Arrangement 萩田光雄  Evaluation ★★☆☆☆
Commentary あれっこれってかつてどっかで聞いた曲と思ってしまうほど自然に溶け込める、ちょっとボサノヴァっぽい曲。B面はTBSのテレビ・ドラマ「家族」の主題歌となった。ただどうだろうか、あまり曲の個性は感じられない。双方とも作詞で岩谷時子を初起用。

Title それが素敵 / 恋の模様替え  
Release date
 1978/7  Record Number FS-2106
A:Words 来生えつこ  Music 来生たかお  Arrangement 松井忠重  Evaluation ★★☆☆☆
B:Words 来生えつこ  Music 来生たかお  Arrangement 松井忠重  Evaluation ★★☆☆☆
Commentary のちに「セーラー服と機関銃」で1981年ブレイクする来生たかおを起用した作品。だがヒットには結びつかず実質的なソロでのラスト・シングルとなってしまった。B面も冴えのない地味な曲となっている。

Title 忘れていいの 〜愛の幕切れ〜 / 愛すれど心さびしく  
Release date
 1984  Record Number 7P-95
A:Words 谷村新司  Music 谷村新司  Arrangement 馬飼野康二  Evaluation ★★★★★
B:Words 谷村新司  Music 谷村新司  Arrangement 馬飼野康二  Evaluation ★★☆☆☆
Commentary 谷村新司の作詞・作曲によるデュエットの名曲。ここでは谷村新司自身が小川知子とデュエットしている。テレビドラマの「金曜日の妻たちへ」そのままに妖艶な魅力を醸し出ている秀逸曲。B面も谷村新司とのデュエットのバラードだがあまりにもAが素晴らしすぎるのでかすんでいる。
小川知子公式発売・全オリジナルEPコンパクトと解説
ピンク色のタイトルはシングル発売曲 青色はアルバム収録曲
Title ゆうべの秘密 誰もいない処で 恋のときめき だから許して   
Release date
 1968/10  Record Number TP-4213
Commentary デビュー曲の「ゆうべの秘密」〜3枚目のシングル「恋のときめき」までと、ファースト・アルバム収録の「だから許して」をカップリングさせた。「だから許して」はおなじみタンゴ・アレンジの名曲でシングルA面になってもおかしくない曲。

Title 初恋のひと ふたりになりたい 恋のなごり 霧よいつまでも 
Release date
 1969/6  Record Number TP-4215
Commentary 4枚目から5枚目までのシングルAB両面の曲を収めたもの。

Title 銀色の雨 忘れないわ 恋のなごり 或る日突然   
Release date
 1969/12  Record Number TP-4225
Commentary こちらにも「恋のなごり」が収録された。サード・アルバム収録曲の2曲が収録され。「忘れないわ」はグラジェラ・スサーナ風の始まり方の曲で「或る日突然」はトワ・エ・モアのヒット曲のカバー。

Title 思いがけない別れ 今夜のあなた あなたと生きる 恋の夜更け  
Release date
 1970/4  Record Number TP-4247
Commentary 既発売のシングルA面曲2曲に3thアルバムと4thアルバムからそれぞれ1曲ずつ挿入したコンパクト盤。「今夜のあなた」は演歌調だが小川知子が歌うと水っぽくなくて好感が持てる。「恋の夜更け」は、小川知子にとってはこの頃は名曲ぞろいなので埋もれた1曲といえよう。
Title 愛のゆくえ 恋のぬくもり 美しく燃えて 誰もいない海  
Release date
 1971/9  Record Number TP-4276
Commentary シングル10枚目から12枚目までのA面と5thアルバムから「誰もいない海」を加えた。これもトワ・エ・モアの名曲で小川知子はダイナミックに歌い上げている。

Title おんなの夢 桜の花が散るように ごめんなさい むらさきの夜 
Release date
 1972/2  Record Number TP-4294
Commentary シングル13枚目から14枚目のAB両面が収められた。

Title 別れてよかった 今からはじまる 涙が微笑みにかわるまで 生命をかけて
Release date
 1972/7  Record Number TP-4320
Commentary 15枚目のシングルAB面とアルバム「別れてよかった」から2曲をカップリングした。「涙が微笑みにかわるまで」はスローテンポのフランソワーズ・アルディの名曲カバー。「生命をかけて」はA.Testa作詞、岩谷時子訳詩、M.Remig作曲のカンツォーネの名曲で、「忘れないわ」に似たスローな曲。

Title 風に吹かれて 若草の頃 イッツ・インポッシブル マイ・ウェイ  
Release date
 1973/7  Record Number TP-4332
Commentary シングル16名目と18枚目のA面とアルバム「小川知子・アルバム・9」より2曲がカップリング。「イッツ・インポッシブル」はペリー・コモなどでおなじみ、そして「マイ・ウェイ」はジャック・ルヴォー&クロード・フランソワ作曲、ポール・アンカ作詞のスタンダードな名曲のカバーでフランク・シナトラやエルビス・プレスリーが歌ったのが有名。
小川知子のために書き下ろして欲しかった2曲
Title 恋のしずく 歌・伊東ゆかり   
Release date
 1968/1  
Record Number BS-777
Commentary 安井かずみ・作詞、平尾昌晃・作曲、森岡賢一郎・編曲の名曲。「肩をぬらす恋のしずく 濡れたままでいいのこのまま歩きたい きっとからだの中までしみるわ そしてあなたの あなたの言葉を 忘れないようにしたいの」という安井かずみの歌詞と歌謡史に残る名曲を生み出した平尾昌晃の作曲センスと森岡賢一郎のタンゴ・アレンジが光る戦後歌謡の代表曲。発売はキング・レコード。サードアルバム「あなたと生きる」で小川知子はカバーしています。
Title 愛するってこわい 歌・じゅん&ネネ   
Release date
 1968/7  
Record Number BS-860
Commentary 山口あかり・作詞、平尾昌晃・作曲、小谷充・編曲のじゅん&ネネのデビュー曲。「じゅん&ネネ」の名付け親は、彼女たちの衣装を担当していたコシノ・ジュンコと平尾昌晃の二人。当時まだ2人18歳でした。「恋のしずく」と同年の1968年(昭和43年)発売の平尾昌晃作品。結局、平尾昌晃は小川知子に曲を提供することはなかった。同じくサードアルバム「あなたと生きる」で小川知子はカバーしています。
第1回 ビーチボーイズ 「ペットサウンズ」
墨廼江 純米吟醸・酒門スペシャル
第2回 フェアポート・コンベンション 「リージ・アンド・リーフ」
神亀 純米酒・ひこ孫
第3回 メリー・ホプキン 「メリー・ホプキン/ファースト
義侠 純米生原酒 1500K60%
第4回 加山雄三 「恋は紅いバラ」
いづみ橋 純米吟醸・恵
第5回 ビートルズ 「セカンド・アルバム」
松の司 純米吟醸 竜王山田錦
第6回 小川知子 「初恋のひと」
正雪 純米大吟醸 雄町
第7回 ビートルズ 「レット・イット・ビー」
黒龍 純米吟醸 三十八号
第8回 レッド・ツェッペリン 「レッド・ツェッペリン」
初亀 大吟醸 愛
第9回 クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング 「デジャヴ」
尾瀬の雪どけ 黒吟愛山
ゆるかわいい〜♪アナログ・レコード・コレクション