ビートルズ/レット・イット・ビー
黒龍/純米吟醸 三十八号

映画のサウンド・トラックというのは普通映画を観て、あの場面で流れていた音楽が気に入ったとか、感動的な場面を印象付けたあの曲をもう一度自宅で聴いてみたい、というような感じで映画を観てから買うのが普通です。でも、僕と同年代(1960年以降の生まれの人)の多くの人がビートルズの「レット・イット・ビー」(1970年発売)に限っては、サントラを購入してから映画を観た人がほとんどのように思われます。また、ここ10年以内にビートルズを知った人のなかには、まだ「レット・イット・ビー」の映画を観たことのない人がたくさんいることと思います。
 「レット・イット・ビー」の映画は実は版権の問題で十数年前にレーザーディスクやビデオ媒体で発売されて以来、DVDやブルーレイには移植されておらず、現実的には一部の海賊盤を除いては現在では入手不可能です。もちろんリバイバルでの映画上映もほとんどされず、このままアブコが版権を持っている以上「レット・イット・ビー」の映画は陽の目を見ることはありません。今思うと数年前に「レット・イット・ビー・ネイキッド」のCDが発売されたのを機に同時に映画のDVDも発売すべきだったのかもしれません。
 アルバム「レット・イット・ビー」は「アビー・ロード」の前に「ゲット・バック」というアルバムタイトルでリリースする予定でしたが完成に至らずに断念。のちにプロヂューサーのフィル・スペクターによりストリングスやコーラスなどのアレンジがほどこされリリースされる運びとなりました。しかしこのスペクターのプロヂュース関してはビートルズのメンバー間では賛否両論の意見があり、ポール・マッカートニーは反対派、ジョン・レノンとジョージ・ハリスンは賛成派で、後にジョンとジョージはそれぞれのソロ名義のアルバムでスペクターをプロデューサーとして起用しています。前述の「レット・イット・ビー・ネイキッド」のCDは、端的に言えばスペクターのアレンジを取り除いたものと言えます。ビートルズが本来「ゲット・バック」で作り上げようとしたビルの屋上でのライブ演奏や、スタジオにおけるライブ演奏を生々しく聴くことができます。「レット・イット・ビー・ネイキッド」=「ゲット・バック」なわけです。
 アルバム「レット・イット・ビー」は、本国イギリスでは1970年5月8日にアップル・レコードより、ボックスに入った写真集付きでリリースされました。わが国でも約1ヶ月遅れの1970年6月5日にボックス仕様でリリースされます。1970年11月にはボックス仕様ではなく通常の装丁で再プレスされ、ボックス仕様のUKオリジナル盤は半年足らずで装丁を変えてしまいます。初回盤のイギリスでの予約枚数が370万枚と過去の予約枚数の記録を更新、もちろん予約だけでミリオンセラー、英国チャート「メロディー・メイカー」誌8週連続1位、米国チャート「ビルボード」誌4週連続1位、ゴールド・ディスクの獲得など華々しいセールスとなりました。
 映像や音源からはメンバーの苦悩や葛藤、憤りなども感じ取れるファンにとっては大変センセーショナルな1枚でもあります。
 僕が「レット・イット・ビー」のレコードを買ったのは中学生の時だったと記憶しています。ビートルズのオリジナルアルバムのなかでは比較的最初のほうに購入しました。やっぱりジャケット・デザインがとてもかっこよかったです。それと同級生の女子の間ではビートルズの「イエスタデイ」や「レット・イット・ビー」が人気の曲で同様にカーペンターズなども人気が高かったアーチストでした。男子はというと太田裕美や岩崎宏美などの人気が高かったと思います。一方一部のディープな男子はレッド・ツェッペリンやディープ・パープルにぞっこんだったと付け加えておきましょう。
 ビートルズの全オリジナルアルバム中この「レット・イット・ビー」は非常に評価の位置づけが難しいアルバムです。音楽性の高さでは「ラバー・ソウル」や「リボルバー」が群を抜いており、かといって「レット・イット・ビー」の評価が決して低いわけでもなく、たぶん他のアーチストだったら歴史的名盤として後世まで語り継がれると思いますが、いかんせんビートルズでは「ラバー・ソウル」や「リボルバー」があまりにも優れておりビーチボーイズの「ペット・サウンズ」同様音楽史に残る名盤とされていますので評価が非常に難しいところです。だけどこのアルバムからシングル・カットされた「レット・イット・ビー」「ゲット・バック」「ロング・アンド・ワインディング・ロード」は誰もが知る名曲であります。まったくビートルズを聴いたことない人は先入観なしにこの「レット・イット・ビー」のアルバムを最初に購入するでしょう。なぜなら一般的にビートルズの名曲として知られている知名度の高い「イエスタデイ」や「ヘイ・ジュード」はアルバムタイトルにはなっておらず、ましてや「ヘイ・ジュード」はオリジナルアルバムには入っていないからです。
 僕はこのアルバム「レット・イット・ビー」を中学生のとき以来半年に1度は必ず聴いています。叙情的で感嘆詞のような歌詞やノスタルジックな曲調が大好きです。僕にとっては「レット・イット・ビー」はいつもそばに置いておきたいアルバムです。
 さて「レット・イット・ビー」に合わせたいお酒・・・。いろいろ迷いましたが、やっぱりこのお酒がいいということで黒龍・純米吟醸・三十八号を選びました。三十八号は黒龍の豊富なラインナップの中で特別な存在です。普通酒の逸品から大吟醸の龍までは黒龍を取り扱う酒屋さんで手に入れることは出来ますし、石田屋、八十八号といった限定品も毎年11月には発売されます。しかしこの三十八号は黒龍酒造の正規特約店すべてに流通している商品ではありません。全国の黒龍を愛する酒屋さんのエネルギーが詰まった特別な1本なのです。ぜひ「レット・イット・ビー」が好きなら三十八号をおすすめします。
 以下に僕が30数年間集めてきたビートルズのUKオリジナル・アルバムの特徴とUKオリジナル・アルバム初回盤の判別方法を記述しておきます。ビートルズのレコードを購入する際の指標にしていただければと思います。付録として各アルバムのマトリクス表とスタンパー、タックスコードについても一覧にしました。

初回盤のマトリクス (UKオリジナル)
Title MONO STEREO
SIDE:A SIDE:B SIDE:A SIDE:B

Please Please Me

PMC 1202 PCS 3042
-1N -1N -1 -1

With The Beatles

PMC 1206 PCS 3045
-1N -1N -2 -2

A Hard Day's Night

PMC 1230 PCS 3058
-3N -3N -1 -1

Beatles For Sale

PMC 1240 PCS 3062
-3N -3N -1 -1

Help

PMC 1255 PCS 3071
-2 -2 -1 -1

Rubber Soul

PMC 1267 PCS 3075
-1 -1 -2 -2

Revolver

PMC 7009 PCS 7009
-2 -1 -1 -1

Sgt Pepper's Lonely Hearts Club Band

PMC 7027 PCS 7027
-1 -1 -1 -1

Magical Mystery Tour

MMT - 1 SMMT - 1
A B C D A B C D
-1 -1 -1 -2 -1 -2 -1 -1

Beatles (White Album)

PMC 7067-8 PCS 7067-8
A B C D A B C D
-1 -1 -1 -1 -1 -1 -1 -1

Yellow Submarine

PMC 7070 PCS 7070
-1 -1 -1 -1

Abbey Road

- PCS 7088
- - -2 -1

Let It Be

- PCS 7088
- - -2U -2U

スタンパー表記の凡例
上のアルファベット文字が下の数字に対応しています(例:RHなら27)
どのスタンパーが使用されたのか表示しています
G R A M O P H L T D
1 2 3 4 5 6 7 8 9 0

タックスコード表
(イギリスの税金に関するコード)
ZT 1962年4月10日〜
PT 1962年11月26日〜
MT 1963年1月1日〜
KT 1963年7月1日〜
- 1969年1月1日〜
ビートルズ ディスコグラフィー
(初版判別法付)
ビートルズ UK・オリジナル・アルバム
●以下に掲載したのは、ビートルズUKオリジナル盤のディスコグラフィーである
●写真については上段左上から1.2.3.・・・・という順番である
●タイトル表記はUKオリジナルに準じた
●マトリクスナンバーおよびレコード・ナンバーは写真掲載のオリジナル・モノラル・バージョンを掲載し、「アビー・ロード」と「レット・イット・ビー」に限ってはモノラル盤が存在しないのでステレオ盤のマトリクスとレコードナンバーを記載(それぞれのSTEREO盤のマトリクスについては上表参照)。
●発売日はイギリスでの発売日を掲載
●曲順についてもUKオリジナル盤のA面、B面を掲載(厳密には1面、2面が正しいが曲順と区別するためこのような表記にした)
●レーベルについてはパーロフォン・レーベルはSide:2(Side:B)に非常に特徴が多く見られるのでこちらを中心に写真を掲載し、アップル・レーベルについてはSide:1(Side:A)を掲載
●初回盤の判別方法については、おおむねわかりやすいものを掲載し複雑で専門的なものを割愛。ビギナーの方々にもわかりやすく表現した。
●これは僕が30年以上にわたって蒐集してきたコレクションに基づいた主観的なデーターであるため、不備のあるものもあるとは思いますが、かなり信頼性の高いものになっていると思います。
●今回のこの特集に関し、レコード製作の記述において東洋化成株式会社の石丸様にアドバイスいただきましたことをを深く感謝しております。

Title Please Please Me 
Matrix-Number Side:A
 XEX 421-1N Side:B XEX 422-1N
Release date
 1963/3/22  Record Number PMC 1202  
A:Song 1.I Saw Her Standing There 2.Misery 3.Anna(Go To Hime) 4.Chains 6.Ask Me Why 7.Please Please Me
B:Song 1.Love Me Do 2.P.S.I Love You 3.Baby It's You 4.Do You Want Know A Secret 5.A Taste Of Honey 6.There's A Plase 7.Twist And Shout
The distinction method of the first edition ごのレコードの初版の最大の特徴はレーベルがゴールド&ブラック・パーロフォンであることです。レーベル中央から下の部分に記述してある曲のSide:Aの「I saw Her Standing There」「Misery」「Please Please Me」、Side:Bの「Do You Want To Know A Secret」「There’s A Place」のクレジットが写真のように「Dick James Mus. Co」になっていることです。写真4はゴールド&ブラック・パーロフォン1stプレス。写真5はイエロー・&ブラック・パーロフォン・レーベルでそれぞれマトリクスは-1Nである。ゴールド&ブラック・パーロフォン2ndプレス以降はクレジットが「Dick James Mus. Co」から「Northern Songs」に変更されます。これはレコードのプレス期間中に曲の権利者が変更になったことを意味しており、発行部数の非常に少なかったゴールド&ブラック・パーロフォン・レーベルでありながらなおかつ「Dick James Mus. Co」クレジットのものは稀少価値がかなり高いといえましょう。写真7にあるようにジャケットの色合いがErnest.J.Day社製造のものとGarrod & Lofthouse社製造のものでは若干色合いが違いGarrod & Lofthouse社製造のものはErnest.J.Day社製造のものよりも若干赤みをおびた色合いになっている。写真8はジャケット裏の製造者表記。
ファースト・プレス完品の条件

前述のように曲のクレジットが「Dick James Mus. Co」であること。
ジャケット製造者が「Garrod & Lofthouse 」ではなく「Ernest.J.Day」であること。
インナースリーブ1(添付資料)が付属していること。
マトリクスの-1N(のちのイエロー&ブラック・パーロフォン・レーベルでも存在する)。
ゴールド&ブラック・パーロフォン・レーベルであること。

Title With The Beatles 
Matrix-Number Side:A
 XEX 447-1N Side:B XEX 448-1N
Release date
 1963/11/22  Record Number PMC 1206  
A:Song 1.It Won't Be Long 2.All I've Got To Do 3.All My Loving 4.Don't Bother Me 5.Little Child 6.Till There Was You 7.Please Mister Postman
B:Song 1.Roll Over Beethoven 2.Hold Me Tight 3.You Really Got A Hold On Me 4.I Wanna Be Your Man 5.Devil In Her Heart 6.Not A Second Time 7.Money (That's What I Want)
The distinction method of the first edition このセカンドアルバム「With The Beatles」については以前にも詳しく触れたことがありますが、ここでは初版の判別方法に関して述べます。まずレーベルB面の「You Really Got A Hold On Me」の表記が初版は「You Really Gotta Hold On Me」となっているのに対し(写真5参照)、以降は「You Really Got A Hold On Me」となっている。また、同じくB面の「Money (That's What I Want)」がレコードプレス中に権利者が移行したため初版は「Jobete.Mus」、2ndプレス以降は「Dominion Belinda」となっています。以上が初版と2ndプレスの決定的な違いです(写真5.6参照)。ステレオ盤の初版も、「You Really Got A Hold On Me」の表記が初版は「You Really Gotta Hold On Me」となっているのに対し(写真5参照)、以降は「You Really Got A Hold On Me」となっていて、「Money (That's What I Want)」も初版が「Jobete.Mus」、2ndプレス以降は「Dominion Belinda」となっています。また、レコードジャケットのNONO表記が初版と2ndでは写真8のように若干ずれているという見解も一部でありましたが、これは間違いで混在しているのが現状です。初版のマトリクスはMONOが両面とも-1Nで、STEREO盤は両面ともに-2。
ファースト・プレス完品の条件
レーベルB面の「You Really Got A Hold On Me」の表記が「You Really Gotta Hold On Me」となっている。
同じく「Money (That's What I Want)」の権利者表記が「Jobete.Mus」となっている。
インナースリーブ1(添付資料)が付属している。
ジャケット製造者はGarrod & Lofthouse社製、Ernest.J.Day社製の両方が存在する。
MONOのマトリクス-1Nはすべてラウド・カット(レコードに刻まれた音のレベルが大きいこと)である。

Title A Hard Day's Night 
Matrix-Number Side:A
 XEX 481-3N Side:B XEX 482-3N
Release date
 1964/7/10  Record Number PMC 1230  
A:Song 1.A Hard Day's Night 2.I Should Have Known Better 3.If I Fell 4.I'm Happy Just Dance With You 5.And I Love Her 6.Tell Me Why 7.Can't Buy Me Love
B:Song 1.Any Time At All 2.I'll Cry Instead 3.Things We Said Today 4.When I Get Home 5.You Can't Do That 6.I'll Be Back
The distinction method of the first edition レコードの製作過程は現在ではさまざまな方法がありますが、一般的なのは、@マスター音源Aラッカー原盤BメタルマスターCマザーDスタンパーEレコードということになる。過程Dのスタンパーは何千枚とレコードを作るとランカー原盤の音を忠実に再現できなくなり、新たにCのマザーから新しいスタンパーを作る(今回取材協力いただいた東洋化成株式会社では通常2.000枚を目安に交換しているという)。このときに付けられる番号が最初にマザーから作られたスタンパーであればマトリクスは通常は’1’。この番号がレコードの無音部分に刻印されるのが普通である。次に作られたスタンパーのレコードは’2’となりマトリクスの数字は通常増えてゆく。しかし、ビートルズの音源はアビーロード・スタジオにあるため当時日本で発売されたビートルズの日本盤レコードは、@アビーロード・マスター音源@´アビーロード・マスター・コピー音源(日本のレコード販売会社に送られてくる音源でコピーのコピーの場合もある)以下A以降の過程を踏み一般に市販されるレコードとなるため、基本的にはビートルズの日本盤はUK盤よりも音質が落ちる。また、日本に送られてきたコピー音源を擬似ステレオにしたり独自にミックスしているため同じMONOやSTEREO盤でもUK盤とはかなり異なって聞こえる。さてこの「A Hard Day's Night」についてはMONO初版のマトリクスは両面とも-3Nである。この-3Nが長い間続いたらしくマトリクスだけで初版と決め付けるのはこの盤に限っては難しい。イエロー・&ブラック・パーロフォン・レーベルでは写真4の「PMC-1230」というレコード番号の表記が2種類存在する。写真4のような丸っこい書体と細長く角ばった書体である(写真5.6も参照)。丸っこい書体のほうは2.000枚〜3.000プレスされたらしく、東洋化成株式会社の通常2.000枚でマザーを交換するということから丸っこい書体がこの「A Hard Day's Night」の初版と考えてよいのではないかというのが僕の見解である。ある記事で「3Nの期間は長いので耳で聞き分けるしかない」と書かれていたのを見て、僕の所有している3枚のイエロー・&ブラック・パーロフォン・レーベルの3Nを耳で判断しようと試みたが不可能だった。
ファースト・プレス完品の条件
レーベル中央部分スピンドル・ホールの右側の「PMC-1230」という書体が丸っこい。
インナースリーブ1(添付資料)が付属している。
マトリクスが両面とも-3Nであること。
ジャケット製造者はGarrod & Lofthouse社製、Ernest.J.Day社製の両方が存在する。

Title Beatles For Sale 
Matrix-Number Side:A
 XEX 503-3N Side:B XEX 504-3N
Release date
 1964/11/27  Record Number PMC 1240  
A:Song 1.No Reply 2.I'm A Loser 3.Baby's In Black 4.Rock And Roll Music 5.I'll Follow The Sun 6.Mr. Moonlight 7.Kansas City〜Hey,Hey,Hey
B:Song 1.Eight Days A Week 2.Words Of Love 3.Honey Don't 4.Every Little Thing 5.I Don't Want To Spoil The Party 6.What You're Doing 7.Everybody's Trying To Be My Baby
The distinction method of the first edition このアルバムの特徴はビートルズでは今までになかったゲイト・フォールド(見開きジャケット)を採用したことです(写真5)。通常の見開きジャケットは開いたほうにレコードを入れますが、こちらは写真のように反対側から入れるようになっています。レーベルもイエロー・&ブラック・パーロフォン・レーベルで初版のマトリクスは-3N。このアルバムはマトリクスがどんどん変化しているので-3Nが初版であると断言できます。マトリクスは写真4のようにレコードの無音部分にあり、ここでは「XEX 504-3N」と目視で確認できます。ここではジャケット製造者のクレジットはありません。よく言われる「マトリクス」「マザー」「スタンパー」「タックス・コード」はレコードのどの部分に付いているかというと、写真6を参考にして、EMIでいえば「マトリクス」はだいたいレコードのレーベルの下部分にアルファベットと数字の組み合わせで、「マザー」はマトリクスを下に見て左90度のに数字で、スタンパーはマトリクスを下に見て右90度のにアルファベットで、「タックスコード」はレーベル中央のスピンドルホールのまわりにアルファベットで付いています。実際に上の写真4〜、冒頭の「スタンパー表記の凡例」と「タックスコード表」をもとにそれぞれを読み取ってみると次のようになります。写真4からマトリクスは''XEX 504-3N''、マザーは写真9の''4''なのでそのまま’’4’’、スタンパーは写真8の''ML''なので冒頭の表の「スタンパー表記の凡例」に当てはめて’’48’’となります。そして写真7のタックスコードは''KT''なので同様にタックスコード表に当てはめて「1963年7月1日〜となります。イギリスのレコード・ディーラーから送られてくるレコードリストには以下のように表記されている場合があります。
● Beatles For Sale (MONO) Y/B PMC 1240 XEX 503-3N XEX 504-3N M=4 S=ML KT £50
これを解読すると
○ ビートルズ フォー・セール (モノラル) イエロー・&ブラック・パーロフォン・レーベル PMC 1240(レコード番号) マトリクスは両面3Nの初版 マザー番号’’4’’ スタンパー番号 ’’48’’ 1963年7月1日〜68年12月31日までの製造 50ポンドとなります。
「マザー」と「スタンパー」の番号は4番目に作られたとか48番目に作られたという意味ではなく、メタル・マスターから作られた多くのマザーのNo.4で、同様にマザーNo.4から作られたスタンパーNo48ということで、マトリクスのように番号が若いからといって音質が良いわけではありません。
また、写真10のようにEMIマークの色合いが若干違ったジャケットも存在する。
ファースト・プレス完品の条件
マトリクスが両面-3Nである。
ゲイト・フォールド・ジャケットである。
インナースリーブ2(添付資料)が付属している。

Title Help 
Matrix-Number Side:A
 XEX 549-2 Side:B XEX 550-2
Release date
 1965/8/6  Record Number PMC 1255  
A:Song 1.Help 2.The Night Before 3.You've got To Hide Your Love Away 4.I Need You 5.Another Girl 6.You're Going To Lose That Girl 7.Ticket To Ride
B:Song 1.Act Natyrally 2.It's Only Love 3.You Like Me Too Much 4.Tell Me What You See 5.I've Just Seen A Face 6.Yesterday 7.Dizzy Miss Lizzy
The distinction method of the first edition 前作「Beatles For Sale」と次作「Rubber Soul」のはざ間にある、ビートルズのこれからの方向性を決定付けた作品となった本作は単なる映画のサントラ盤ではない。全編アコースティック色の強いアルバムに仕上がっている。レーベルはイエロー・&ブラック・パーロフォン・レーベルで、タックスコードは写真5のように’KT’である。
ファースト・プレス完品の条件
マトリクスが-2であること。
ジャケット製造者はGarrod & Lofthouse社製であること。
インナースリーブ2(添付資料)が付属していること。

Title Rubber Soul 
Matrix-Number Side:A
 XEX 579-1 Side:B XEX 580-1
Release date
 1965/12/3  Record Number PMC 1267  
A:Song 1.Drive My Car 2.Norwegian Wood (This Bird Has Flown) 3.You Won't See Me 4.Nowhere Man 5.Think For Yourself 6.The Word  7.Michelle
B:Song 1.What Goes On 2.Girl 3.I'm Looking Throug You 4.In My Life 5.Wait 6.If I Needed Someone 7.Run For Your Life
The distinction method of the first edition このアルバムの初版つまり両面ともマトリクス-1はラウド・カット(レコードに刻まれた音のレベルが大きいこと)である。
ファースト・プレス完品の条件
マトリクスが両面とも-1であること。
インナースリーブ2(添付資料)が付属していること。
タックスコードはKTであること。
ジャケット製造者はGarrod & Lofthouse社製、Ernest.J.Day社製の両方が存在するが、Ernest.J.Day社製のほうが圧倒的に少ないのでこちらのほうが市場価格は高い。
写真4のようなカタログ番号が長細い書体と丸っこい書体が存在するがどちらも初版である。

Title Revolver 
Matrix-Number Side:A
 XEX 605-2 Side:B XEX606-1
Release date
 1966/8/5  Record Number PMC 7009  
A:Song 1.Taxman 2.Elenor Rigby 3.I'm Only Sleeping 4.Love You To 5.Here,There And Everywhere 6.Yellow Submarine 7.She Said, She Said
B:Song 1.Good Day Sunshine 2.And Your Bird Can Sing 3.For No One 4.Dr.Robert 5.I Want To Tell You 6.Got To Get You Into My Life 7.Tommorow Never Knows
The distinction method of the first edition SIDE:Bの「Tommorow Never Knows」のボツ・テイクは1st pressingの’XEX 605-2’、’XEX606-1’でしか聴くことができない。George Martin自らが Revolverプレス中の工場を訪れ差し替えられたボツ・テイクはほんの3時間ほどしかプレスされておらずビートルズ作品群のなかにあって’XEX 605-2’、’XEX606-1’は最も短命なマトリクスといえる。だからこそレコード・コレクターの心をくすぐる重要なマスト・アイテムになっている。「Tommorow Never Knows 」はこのアルバムの中にあって、「Elenor Rigby」「Yellow Submarine」などのメジャーな曲に隠れてはいるが、全体を形成するサイケ色の流れの中にあってエンディングの重要な役割を果たしている。さらに見逃しがちな音に関する重要な事項に「ステージで演奏できる曲がもはや1曲もない」ということである。ライヴ・バンドとしてのビートルズに終止符を打った、音楽史的な見地から見ても重要なアルバムとなっている。レーベル写真の3枚は左上から順にB面’XEX606-1’、’XEX606-2’、’XEX 606-1’で、4曲目の表記がいづれも「Dr.Robert」となっている。カタログ番号はMONO、STEREOともに写真のように’7009’で、’PMC’と’PCS’の数字の前に付くアルファベットで区別されるようになった。
ファースト・プレス完品の条件
B面のマトリクスが’XEX606-1’であること。
インナー3が付属していること(添付資料)(上写真9.10参照)。インナー左下部分に’PATENTS APPLIED FOR’と表記されていることで、’PATENTS APPLIED FOR’表記ではないこと。
’XEX606-1’にはジャケット製造者’Garrod & Lofthouse’社製、’Ernest.J.Day’社製の両方が存在する。
B面4曲目の表記が’Dr.Robert’となっていること。
ジャケット右上の’MONO’表記が若干中央よりであること。(写真8参照、写真8は上からB面のマトリクスが’XEX 606-1’’XEX606-2’’XEX606-’)

Title Sgt. Peppers Lonely Hearts Club Band 
Matrix-Number Side:A
 XEX 637-1 Side:B XEX 638-1
Release date
 1967/6/1  Record Number PMC 7027  
A:Song 1.Sgt. Peppers Lonely Hearts Club Band 2.With A Little Help From My Friend  3.Lucy In The Sky With Diamonds 4.Getting Better 5.Fixing A Hole 6.She's Leaving Home 7.Being For The Benefit Of Mr. Kite!
B:Song 1.Within You Without You 2.When I'm Sixty Four 3.Lovely Rita 4.Good Morning, Good Morning 5.Sgt. Peppers Lonely Hearts Club Band 6.A Day In The Life
The distinction method of the first edition ビートルズを聴きはじめのころ、この「Sgt. Peppers Lonely Hearts Club Band」を聴いていることや理解できることがとてもカッコよく思えた時代があった。マージー・ビーツのビートルズが好きな人間、ライブ・バンドとしてのビートルズが好きな人間にとってはとても厄介で難解なアルバムに思えた。大作曲家グスタフ・マーラーは交響曲を「大地の歌」を含め10曲この世に残した。なかでも交響曲の1番、2番、5番、6番は非常にわかりやすくクラシック音楽を聴きはじめたばかりのリスナーにもとっつきやすい楽曲であるのに対し、4番、7番、9番は静寂で、そしてそのなかに封じ込められたパッションを感じ取ることのできるワンランク上の作品である。3番、8番は長編でかつ複雑な音階と不協和音にも聞こえるオーケストレーション、8番に至ってはその上合唱もも入ってくる壮大な作品。「大地の歌」は8番の延長線上にある深い表現力のある頂上的な作品。ビートルズのオリジナル・アルバムのなかでの「Sgt. Peppers Lonely Hearts Club Band」の位置づけは、グスタフ・マーラーの「大地の歌」の位置づけと僕は似ていると思う。僕にとってはいつまで経っても「Sgt. Peppers Lonely Hearts Club Band」は永遠のテーマで、もしかしたら死ぬまで理解の出来ないアルバムとなってしまうのかもしれない。「Sgt. Peppers Lonely Hearts Club Band」は1967/6/1のイギリス国内で発売を前にして25万枚以上の予約枚数があり、発売月には合計75万枚を売り上げたマンモス・アルバムである。ジャケット製造者は’Garrod & Lofthouse’社製のみとなり、’Ernest.J.Day’社製のものは存在しない。6月だけで75万枚をイギリス国内で販売し、さらには本国プレスのない近隣諸国へエクスポート仕様としても相当枚数が出荷されたこと思われる。よって’Garrod & Lofthouse’社がいくつかの工場に分けて(下請け会社に委託もしたかもしれない)100万枚以上のジャケット製作を短期間にしたためジャケットにはさまざまなバージョンが存在することとなった。ジャケット裏の’Garrod & Lofthouse Ltd ’の表記の後に’Patents Pending(特許申請中)’の表記があるものとそうでないもの(写真4参照)。背表紙の幅が太いものと細いもの。印刷の色合いが濃いものと薄いもの等〃である。1ヶ月で国内用・輸出用合わせて100万枚のジャケット製作をしたことと、当時としては珍く手の込んだ「ゲイト・フォールド(見開きジャケット)」ジャケットにしたことなどファンダメンタルズを考慮すればすべて同じものを製作することは不可能といわなければならなく、おまけにマトリクス両面’-1’が非常に多い。これらのことからこのアルバムの初版を見分けることは困難とされているのが定説である。
ファースト・プレス完品の条件
マトリクスが両面とも-1であること。
ゲイト・フォールドジャケットの見開き部分の上部がフリップ・バックであること(上写真参照)。
インナー4が付属していること(上写真参照・添付資料)。
カット・アウト・シートが付属していること(上写真参照)。

Title Magical Mystery Tour 
Matrix-Number Side:A
 7XCE  18435-1 Side:B 7XCE  18434-1 Side:C 7XCE  18436-1 Side:D 7XCE  18437-2
Release date
 1967/12/8  Record Number MMT - 1  
A:Song 1.Magical Mystery Tour 2.Your Mother Should Know
B:Song 1.I Am The Walrus
C:Song 1.The Fool On The Hill 2.Flying
D:Song 1.Blue Jay Way
The distinction method of the first edition アメリカで1967年11月27日にLPとして発売され、イギリスでは約1週間後の1967年12月8日に2枚組みのEPとして発売されたテレビ用映画「Magical Mystery Tour」のサントラ盤である。写真5〜8はアメリカ盤のLPでレーベルはレインボー・キャピトル・レーベルで、写真7がMONO、写真8がSTEREOのそれぞれのレーベル。写真9と10はイギリス盤のMONOとSTEREOのレーベルで、ジュークボックスで演奏するのを考慮したプッシュ・アウト方式となっている。MONO盤には写真11、12のような書体の違うものも存在する。写真13は専用のインナースリーブで、ジャケット製作者は写真14のように’Garrod & Lofthouse Ltd ’のみ。レコードを挿入する部分は折り返しのあるフリップ・バック仕様となる。MONO盤、STEREO盤とも仕様は同じ。ビートルズのサントラ盤は全12枚のオリジナルアルバム中「A Hard Day's Night」、「Help」、「Magical Mystery Tour」、「Yellow Submarine」、「Let It Be」と約半数の5枚を数える。
ファースト・プレス完品の条件
マトリクスの枝版がSIDE:Aから-1、-1、-1、-2である。
見開き部分の歌詞がブルーの紙に印刷されている。(黄色、白色は初版ではない。写真2参照)
ホチクキで綴じられたブルーの歌詞カードがはがれていないこと。
EPレコードはプッシュ・アウト方式でなくとも通常のEPコンパクト盤仕様のものでもよい。
上部が波型にカッティングされた専用の白色のインナー(インナー5、添付資料)が2枚とも付属している。
仕様/発売国 イギリス アメリカ
Magical Mystery Tour EP 1967年12月8日 発売なし
Magical Mystery Tour LP 1976年11月19日 1967年11月27日

Title The Beatles 
Matrix-Number Side:A
 XEX 709-1 Side:B XEX 710-1 Side:C XEX 711-1 Side:D XEX 712-1 
Release date
 1968/11/22  Record Number PMC 7067-8  
A:Song 1.Back In The U.S.S.R 2.Dear Prudence 3.Glass Onion 4.Ob-La-Di, Ob-La-Da 5.Wild Honey Pie 6.The Continuing Story Of Bungalow Bill 7.While My Guiter Gently Weeps 8.Happiness Is A Warm Gun
B:Song 1.Martha My Dear 2.I'm So Tired 3.Blackbird 4.Piggies 5.Rockey Raccoon 6.Don't Pass Me By 7.Why Don't We Do It In The Road 8.I Will 9.Julia
C:Song 1.Birthday 2.Yer Blues 3.Mother Nature's Son 4.Everybody's got Something To Hide Except Me And My Monkey 5.Sexy Sadie 6.Helter Skelter 7.Long, Long, Long
D:Song 1.Revolution 1 2.Honey Pie 3.Savoy Truffle 4.Cry Baby Cry 5.Revolution 9 6.Good Night
The distinction method of the first edition ビートルズ唯一の2枚組みオリジナルアルバム。コンセプト・アルバム的傾向やサイケ色から脱却し4人それぞれの個性がぶつかりあった長編かつ壮大な出来栄えとなったビートルズを代表するアルバムで、オリジナルMONOミックスとオリジナルSTEREOミックスが存在する最後の作品となった。ここではレーベルが’Parlophone’から’Apple’変更になった最初のアルバムで、初期盤のすべてにシリアル番号が付き、ポートレイトやポスターも付属したヴィジュアル的にも楽しめるアルバムである。そしてビートルズ・コレクターにとっては全アルバム中最も魅力的なアイテムになった。
ファースト・プレス完品の条件
レーベルのグリーンのアップルが濃い印刷となっている(後に色合いが薄くなってくる)。(写真5、6参照)
レーベル中央上部分に’Sold in U.K. subject to resale price conditions, see price lists’の表記が2枚の両面ともにある。
すべてのディスクのレーベルのスピンドル・ホールの左側に’An E.M.I. Recording ’の表記がないこと。(1969年初頭にこの表記が現れる。写真5参照)
マザーのナンバーがほぼ一桁であること。(二桁でもだいたい10番台)
マトリクスが全面-1であること。
ジャケットがトップ・オープン(レコードの取り出し口が上部にある)であること。(写真7参照)
ポートレイトが4枚付属していること。(写真10参照)
ポートレイトを保護するための白い紙が付属していること(白い紙の大きさはポートレイトとほぼ同じ寸法で僕のは光沢がある。写真10参照)。
歌詞の印刷されたポスターが付属していること(写真11参照、写真は6つ折り状態)と、ポスター裏面(歌詞カード)の右下部分に’Printed and made in Great Britain by Garrod and Lofthouse International Ltd.’の表記がある(写真12参照)。
インナー6が付属していること。(写真9参照)
ゲイト・フォールド・ジャケットの見開き部分の左右がフリップ・バック仕様となっていること。(写真8参照)

Title Yellow Submarine Matrix-Number Side:A XEX 715-1 Side:B XEX 716-1
Release date
 1969/1/17  Record Number PMC 7070  
A:Song 1.Yellow Submarine 2.Only A Northern Song 3.All Together Now 4.Hey Bulldog 5.It's All Too Much 6.All You Need Is Love
B:Song 1.Pepperland 2.Sea Of Time 3.Sea Of Holes 4.Sea Of Monsters 5.March Of The Meanies 6.Pepperland Laid Waste 7.Yellow Submarine In Pepperland
The distinction method of the first edition アルバム「Yellow Submarine」がビートルズのアルバムのなかで「僕は一番好きだ」という人を僕は知らない・・・・。既発表の曲が含まれていることやB面全部のオーケストラによる曲がいけないのだろう人気のないアルバムとなってしまった。発売も先の「The Beatles」からほんの2ヶ月足らずというのもまたいけない。しかし、このアルバムは次のことで重要な意味を含んでいる。ビートルズ最後のモノラル録音であることである。先の「The Beatles」の項目でも触れたが、「The Beatles」はモノラル・ミックス、ステレオ・ミックスが存在するのだが、こちらの「Yellow Submarine」はモノラル・ミックスのみでステレオ盤はモノラル・ミックスを基にした擬似ステレオであることだ。
ファースト・プレス完品の条件
裏ジャケットの右下折り返しの部分にジャケット製造者の名前がないこと。(写真5参照)
裏ジャケットに赤い線が2本入っていること。
マトリクスが両面とも-1であること。
インナー3かあるいはインナー6が付属していること。

Title Abbey Road 
Matrix-Number Side:A
 YEX 749-2 Side:B YEX 750-1
Release date
 1969/9/26  Record Number PCS 7088  
A:Song 1.Come Together 2.Something 3.Maxwell's Silver Hammer 4.Oh! Darling 5.Octopus's Garden 5.I Want You (She's So Heavy)
B:Song 1.Here Comes The Sun 2.Because 3.You Never Give Me Your Money 4.Sun King 5.Mean Mr. Mustard 6.Polythene Pam 7.She Came In Through The Bathroom Window 8.Golden Slumbers 9.Carry That Weight 10.The End 11.Her Majesty
The distinction method of the first edition ビートルズ・ファンの憧れとして死ぬまでに1度は「Abbey Road」のジャケットと同じように横断歩道を歩いてみたいということであろう。僕は10年ほど前にこの夢を実現した。アビーロード・スタジオの前のT字交差点の横断歩道をビートルズと同じように歩いたりして、ちょっと真ん中でストップ・モーションして止まって写真撮ったり、でもここは実は危ない場所でもある。正面(アビーロード・スタジオに正面側)からものすごい勢いで車が突っ込んでくるのだ。信号もないし僕なんか車の運転手に「ファッ○・ユー」とまで言われた・・・・。でも今となっては楽しい思い出である。この「Abbey Road」についてはビートルズでは初めてSTEREOのみの発売となったアルバムでMONOは存在しない。「Sgt. Peppers Lonely Hearts Club Band」以降ジャケットの製造者が1社になり、そして、想像をはるかに超えた注文数をこなしてきた。ジャケットの版下もいくつも存在しミスプリントや色合いの違いなども確認されていることはご存知のとおりである。よって僕の結論は通称「レフト・アップル(裏ジャケットのアップルマークが左にずれている)」(写真4参照で上が正規、下がミスプリント)ものとB面の「Her Majesty」クレジットなし(写真5,6参照)、表ジャケットのトリミングが縮小されている(写真8参照)ものは版下制作上のミスプリント盤でこれのみが初版ではないということである。僕の持っているレフト・アップルでも写真7のように色合いが若干違う。
ファースト・プレス完品の条件
マトリクスがA面-2、B面-1であること。
インナー3かあるいはインナー6が付属していること。

日本盤ボックスセット(上)とUK盤ボックスセット(下)のボックス裏側の表記の違い。
UKオリジナル・ボックスセットに入っているレコードとレコードジャケット。マトリクスは写真のように両面とも2Uである。裏ジャケットの中央下のりんごの色は赤。
写真左は日本盤ボックスセットとUK盤ボックスセットの色合いの違いで写真手前が日本盤、奥がUK盤。写真右はUK盤の通常盤でりんごの色が違っている。左がレコード単体で発売されたときの初回盤で右の緑のりんごのタイプはセカンド・プレス以降のもので後にはりんごはなくなり’パーロフォン’のロゴが入るようになる。
写真左は裏ジャケットを拡大したものでりんごの色の違いがよくわかる。写真右は幻となった「GET BACK」のLP(こちらはブートレグ)
写真左は「Let It Be」のCD上2つは東芝から発売された正規盤。下2つはブートレグで「GET BACK」下段右のCDの初回盤には映画「Let It Be」の字幕入りDVDが付いている。写真右はアルバム「Let It Be」からシングルカットされた日本盤シングル。
日本盤シングル「Let It Be」のバリエーション。写真右のようにそれぞれ販売価格が違う。
Title Let It Be 
Matrix-Number Side:A YEX 773-2U Side:B YEX 774-2U
Release date
 1970/5/8  Record Number PXS 1 (PCS 7096)   
A:Song 1.Two Of Us 2.Dig A Pony 3.Across The Universe 4.I Me Mine 5.Dig It 6.Let It Be 7.Maggie Mae
B:Song 1.I've Got A Felling 2.One After 909 3.The Long And Winding Road 4.For You Blue 5.Get Back
The distinction method of the first edition このアルバムの初回盤はボックスセットでボックスの中に写真集とレコードが入っていた。この装丁での発売時期は1970年の5月の発売日から年末くらいまでの半年でその後通常のレコードのみの装丁で販売されるようになった。写真1はUK盤のボックスセットで、その下の写真2は日本盤ボックスセットとUK盤ボックスセットのボックス裏部分の表記の違いで日本では当時\3.900で販売された。
ファースト・プレス完品の条件
マトリクスが両面とも2Uであること
ボックスセットであること。
ボックスセットにボックス、トレイ、写真集がレコードのほかに付属していること。
レコード・ジャッケトの裏のりんごの色が赤であること。
インナー3の白いインナーが付属していること。

添付資料
インナー 1 インナー 2 インナー 3 インナー 4
インナー 5 インナー 6

第1回 ビーチボーイズ 「ペットサウンズ」
墨廼江 純米吟醸・酒門スペシャル
第2回 フェアポート・コンベンション 「リージ・アンド・リーフ」
神亀 純米酒・ひこ孫
第3回 メリー・ホプキン 「メリー・ホプキン/ファースト
義侠 純米生原酒 1500K60%
第4回 加山雄三 「恋は紅いバラ」
いづみ橋 純米吟醸・恵
第5回 ビートルズ 「セカンド・アルバム」
松の司 純米吟醸 竜王山田錦
第6回 小川知子 「初恋のひと」
正雪 純米大吟醸 雄町
第7回 ビートルズ 「レット・イット・ビー」
黒龍 純米吟醸 三十八号
第8回 レッド・ツェッペリン 「レッド・ツェッペリン」
初亀 大吟醸 愛
第9回 クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング 「デジャヴ」
尾瀬の雪どけ 黒吟愛山
ゆるかわいい〜♪アナログ・レコード・コレクション